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胆嚢疾患

胆嚢疾患は外科適応になる事が多いです。
お薬で散らすのは基本困難です。
明らかに外科が必要なものはおおよそエコーで分かりますが、過信は禁物です。
胆嚢3
本日手術で摘出した胆嚢です。
明らかに胆嚢の膜の色が悪いです。
ざっくりいうと腐っています。
さらに、中身は普通は液体なのですが、この症例の場合煮こごりに近いものが出てきました。

胆嚢2
2ヶ月前他の病気で手術をした際、術前検査で胆嚢に異常がある事が分かっていました。
ただその時は他の病気が優先だったため経過観察としましたが、、2ヶ月後体調不良で来院、エコーにて胆嚢破裂を示唆する画像所見が得られたため手術に踏み切りました。胆嚢から肝臓へ炎症が波及し、肝酵素も上昇していました。
ちなみに2ヶ月前は肝酵素は何の異常も示していませんでした。

胆嚢1
破裂した胆嚢は、癒着を引き起こして若干手術がしにくいです。
そして慢性的な胆嚢炎からの炎症の波及により肝臓を痩せさせてしまいます。
今日の手術中の所見も、肝臓が縮んでいた印象でした。

やはり胆嚢は病気になってしまったらは無症状の内に摘出すべきだと考えています。
もしくはすごく早めに食事や薬で内科的管理を行ったほうがいいと思ってます。
そのためには若齢、3〜5歳くらいでの健康診断を当院では勧めていきたいです。(腹部エコーをやたら勧めるのはそのためです)

それくらい犬の胆嚢疾患は多いのです...。
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